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FAQ
Q

賃貸物件の原状回復はどこまで行わなくてはいけないの?

質問 3年前に一人暮らしを始めて、板橋区の1LDKのマンションを借りました。
実家はかなり広くて、与えられていた部屋も10畳以上の広さがあり、ワンルームや1DKなどの部屋も見て回りましたが、そこで生活することを想像すると息が詰まりそうになったので、職場から離れていますが家賃の安い板橋区の広めのマンションを借りました。
このまま結婚するまでそのマンションで暮らす予定でしたが、毎日の通勤が辛過ぎて引越しすることを決めました。
幸いこの3年の間に仕事を頑張って、昇格や昇給も実現できたので、引越し代や家賃は何とかなりそうです。
ということで、新しいマンションへ引越しをすることになったのですが、賃貸物件の原状回復の範囲について知りたいです。
実は一人暮らしを始める前には自分で家事を一切したことがなく、掃除の仕方もよく分からなくて、部屋の中はかなり汚れていて物も散乱しています。
会社の同僚にそのことを話すと、原状回復をしっかりしないと多額の費用を請求されると脅されて怖くなりました。やはり私の場合はハウスクリーニングなどに依頼した方がよいのでしょうか?
マンションなどを引越しするときには、皆さんどのようにして原状回復しているのか知りたいので、それも併せてご回答ください。
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A

通常の使用による消耗などは回復させる必要がありません

アパートやマンション、一軒家などの賃貸物件の原状回復については、通常の住まい方や使い方をしていて生じた汚れや傷みを直す費用は貸主の負担となっています。
原状回復と聞くと、物件を借りたときと同じ状態に戻さなくてはいけないと考える方も多いようですが、経年劣化によって汚れた壁などの汚れや、普通に暮らしていてできた床などの傷などは、壁紙や床などを張替て元通りにする必要はありません。
ただし、家具などを無理に引きずって床に付けた傷など、借主の不注意によってできた損傷や汚れなどは、借主の負担になるので注意が必要です。
アパートやマンションなどの借主側の原状回復は、通常の清掃が基本となります。もちろん、ハウスクリーニングをプロに任せても構いませんが、そこまでする必要はありません。
しかし、ゴミ屋敷などの状態で、家中にシミやカビなどが発生している場合は、借主がすべき管理や手入れを怠ったと判断されて、その分を回復させる費用として請求されることもあります。
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