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FAQ
Q

原状回復工事は絶対にしなくてはいけないの?

質問 これまで借りていた店舗を移転することを決めました。
地元である板橋区で40坪程度の店舗で飲食店を営業していましたが、お陰様で客数も増えて箱が狭くなり、大切なお客様を待たせる時間もどんどん長くなってきたので、どこか代わりになるよい物件がないか探していました。
すると、先日物件探しをお願いしていた不動産会社からよい物件が見つかったとの連絡があり、見に行くと条件を全て満たしていたのでその場で仮押さえしてもらいました。
店舗を移転するのは初めて、どのような手続きを踏めばよいか分からない中で、移転までの時間もどんどん迫っていて焦っています。
移転するには今借りている物件の原状回復工事が必要なことを初めて知ったのですが、原状回復工事は絶対にしなくてはいけないのでしょうか?原状回復工事の詳細や工事をしなければいけない範囲、工事をするにあたって覚えておくべきことや注意点があれば教えて欲しいので、早めのご回答お待ちしております。
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契約書の内容にしたがって工事を行う必要があります

原状回復工事とは、物件を借りていた者が賃貸契約終了時に物件を入居前の状態に戻すことを指します。工事内容は賃貸契約書に書かれている内容にしたがって行う必要があります。
飲食店などで使用していた業務用の賃貸物件は、借主によって使い方が異なるため、次に借りる人が改装しやすいようにほぼ100%元の状態にする義務が課されます。
原状回復工事は、原則契約期間が完了するまでに終えなくはいけません。退去が決まったら、契約書で原状回復工事の範囲や内容を確認して、原状回復工事にかかる費用を見積もっておきましょう。
契約書に原状回復工事を行うのが貸主側と決まっている場合は、指定業者に工事をしてもらう必要があります。原状回復工事の範囲や内容、誰が工事を行うかによって、工事にかかる費用は大きく変わってきます。
業種によっても工事費用には差が生じ、飲食店などでは入居時に水回りの工事をしているケースが多いため、オフィスに比べて工事費が高くなる傾向にあります。空調設備を変更しているなど、特殊な内装工事をしている場合も、工事費が高くなる傾向にあります。
原状回復を行う時期にも注意が必要です。工事の範囲が広かったり、特殊な工事であったりする場合などには、工事にかかる時間が思っているよりも長くなることがあります。
何らかの事情により工事が遅れたり、追加で工事が必要になったりする可能性もあることから、工事期間に余裕を持たせることも大切です。
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